カラウィーン・モスク Karaouine Mosque
カラウィーン・モスクは、メディナMedinaのオールド・フェズ(フェズ・エル・バリ Fes el Bali)の中心にあります。この素晴らしいモスクは、古くからイスラム教徒のための啓蒙の場として機能してきました。イスラム教徒のみ入場を許されていますが、観光客も時折大きく開放される巨大な扉ごしに、中の様子をのぞくことができます。モスク周辺には、マドラサmadrasaと呼ばれるイスラム教の学校が立ち並び、非イスラム教徒の一般見学も許されています。マドラサの中でも、アッタリン神学校 Attarin Madrasa は、1400年代の初期に開かれ、現在でも最も賞賛されている学校です。美しい大理石が使われた優美な庭、ブロンズ製の巨大な門扉、スギの木やアラバスターで装飾されたオーナメントなどが有名です。
タンネリ(皮なめし工房) Tanneries
カワウィーン・モスクのそばには、タンネリと呼ばれる皮なめし工房が並んでいます。モロッコの名物で、製作工程の悪臭は気になるものの、その優雅で、柔らかく高品質な皮で知られています。皮製品の店の中庭は観光客も見学でき、染色用の容器や山積みになった皮など、興味深い光景が見られます。入場は無料ですが、訪れる人は、皮製品の店を通ることになります。
住所: Bab Debbagh (タンネリ・ゲートTannery Gate)
営業時間:無休、午前9時から午後6時まで
入場:無料
フェズの門 City Gates
フェズの地へは、この街にある数多の門から入ることになります。西側にあるブー・ジュルード門 Bab Bou Jeloudは、まばゆいオーナメントで装飾され、周辺には、ホテルやカフェが並んでいます。中央の門Bab Er Rsif は、同名のモスクの正面に位置しています。南東の門 Bab el-Ftouh は墓地へと続いています。北にあるのは Bab Guissa 門で、メネリッド墓所 Menerid tombsの近くです。中でも観光客に人気なのは、やはりブー・ジュルード門で、建設は1913年ですが、その外観から、もっと歴史のある建物に感じられることでしょう。
サヴィア・ムーレイ・イドリス2世の墓 Zaouia Moulay Idriss II
フェズの旧市街の聖域内にあるのが、サヴィア・ムーレイ・イドリス2世の墓で、フェズの街を開いた王の聖遺物が納められています。霊廟とされ、その建物は市内でも最も神聖な場所とされています。入場はイスラム教徒のみ許されていますが、非イスラム教徒も、内部と聖墓を垣間見ることができます。